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「​君​が​ラ​ブ​ソ​ン​グ​に​見​え​た​」

by 即興詩人 AI UEOKA(桜島ユウ)

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lyrics

「君がラブソングに見えた」




心がほどける
あなたの声を

この世界にいない
あなたのカラダを

色を
微笑みの光を

想いながら

奏でるピアノは

なぜか
悲しくはなくて

痛みも

オブラートに
包まれている


切ない痛みも
あなたの気遣いや優しさに
包まれれば

音色は

空気を刺さずに

やわらかく


愛の膜をまとい


消えそうな

途切れてしまいそうな

蛍光灯の
明滅に
呼応するかのように
音を奏で








それ以上は
行かないで


それ以上は
深いところには

行かないで




夏には 
アイスクリーム食べる

もう少しで夏が来る

暦と
数字のズレを
気温と
大気のズレを

カラダが
感じている



それを
誰かの
気遣いや
優しさや
音が

オブラートに 
埋めていく




友よ
友達よ
親友よ

大好きな
男の子
女の子
おじいちゃん
おばあちゃん
おじさま
おばさま
子供たち
赤ちゃん

野良猫
飼い猫
飼ったことのない 




今までたくさん
捕まえてきた虫
なんか
残酷なことをしちゃったなって思う 
虫たち

出逢った人
職場で一緒だった人
バイトが一緒だった人
一緒に仕事で絡んだ人
一緒に 
たまたま 
電車に乗り合わせた人
カフェで隣にいた人 
斜めにいた人
同じライブ会場に 
イベント会場にいたひと
クラスメイト 
同じ学校に 通っていた誰か
違う学校に通っている誰か
学校に通わない 誰か
学校を知らない誰か
海を知らない誰か
山を知らない誰か
飛行機に乗ったことがない誰か
新幹線に
乗ってばかりいる
誰かも 
乗らない誰かも


誰かと 
誰かの間にある



古い時計の音が

聴こえなくなるまで

credits

released June 11, 2022

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all rights reserved

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about

即興詩人 AI UEOKA Tokyo, Japan

「音楽は僕らの自然」
「ポエムで伝えるあらゆるカタチ」
『ポエレーベル』主宰の即興詩人。

『島崎藤村記念文芸祭』2年連続入賞&入選経験あり。

自身のレーベルから、著書や音源アルバムも多数発行。


Music is our nature.
A Poem to Communicate a New Form of Poetry
Improvising poet, head of the Poe label.
He has won prizes and been selected for two consecutive years at the Shimazaki Toson Memorial Literature Festival.
Has published numerous books and sound albums under his own label.
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