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お​と​の​映​画​「​ピ​ア​ノ​公​園​さ​ん​」​せ​つ​な​と​わ

by 即興詩人 AI UEOKA

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宝石粉雪 01:37
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「空を砂漠に変えるの?」燃えて渇き彷徨うみんなの広大な『淋しい』 『淋しさ』は、凍えて、燃える。 あなたの駆け抜けた領域に私はいまだにたどり着けない誰もあなたのことを理解できない私だけがそれを理解できるとそう信じていたあの夏に私はたくさんの仲間と出会った私はたくさんの仲間と出会った私はもともと仲間と出会っていた私は命と出会っていた私は私の命と出会っていた私の命はつながっていた『私』の「命」は 台風を噛み 殺しながら 奥歯の中に 虫歯として それを飼うような 生態系 台風を、 奥歯の中に、 噛み砕くような…… そんな嵐を 望んでいないひとが 先に逝くなんて、 というところで 明るい曲が、 降りてくるでしょう。 止まってる雨を縫うように駆け抜けてつないで抱きしめていて あなたの静寂は  やさしすぎる音色だった いつでも聴こえないフリをしている ひとの嵐を 全部 虹にかえる 雨を飲み干しては、青でかきけす天才だった。 そういう夏に、何人かが…… 秋になれずに 冬を迎えることもなく 春に巻き戻り 『消えない桜』になるが それを『歌』にかえることに関しては、 あなたは天才だった。 すべてを「過去形」で語る。 今日はすべてを『過去形』で。 「『過去』と『他人』は変えられない」 という「逆説を引っくり返す」ために、 すべての『過去』を「過去形」で語る。 なぜなら 「今」と「未来」と「誰か」は、 「これから」は すべて 変り得るからだ 天の頂に吸い込まれながら落ちていく想いと心音に引き戻される巨大な重力に常に引き裂かれながら宇宙全体を淋しさに変えてもあまりにも静かすぎるからすべてを燃やす動かす重力を回すあなたの名前を探す 雷と月と花は 同時に過ぎ その時 雨だけが 街に電車を回した 「切なさは」 「一発『ズドン!』の」 「刹那窓」 「落ちる風穴」 「つながりますか?」 切なさは一発「ズドン!」の刹那窓落ちる風穴つながりますか?   空に音色をあててはずらし心臓の位置検索し合えば  焼きつけて削る稲妻より  消えない焚き火の青  宝の地図鏡に潜る準備  泳ぎ回るみんなの 無音の真剣白葉捕り聴こえないステルス機の翅真白に愛に 好きな人が 流星なら流星群を 一生  カラダにとどめるように あびつづけていたいからこそ 丁寧に  ただ  となりに  傍に 「空のようなひと 全部持っているのも 好き」  「誰も知らない山桜のように生きるあなたを愛す」 「誰も知らない山桜のように生きるあなたを愛す山桜でありたい」   交響曲第0番『灼熱』と「静寂」を聴く「刹那」と『永久』  
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about

時は西暦2023年。

増加を予測されたロボットの総数よりも多くの『ピアノ』が、世界中いたるところに生息していた。

『ピアノ』は、学校やビルを飛び出し、その生息域を拡大。

街で偶然『ピアノ』たちに出逢う子供たちもまた、誰に教わるでもなくその音に惹かれ、『ピアノ』との遊びかたを自分で生みだし、ただ楽しむためだけに、自分のために『ピアノ』を弾きはじめていた。

日本の東京にある、とある団地の軒下にもまた、一匹の『ピアノ』が生息していた。

この映画は、基本指二本のみの即興弾き語りでピアノを弾く盲目の少年と、少年に『ピアノ公園さん』と名付けられたその『ピアノ』の、友愛の物語である。

「音で映画を撮りつづけることに人生を捧げたいと考えています」

と嘯きながら、淡々と歌を詠んでは編む盲目(※三次元限定)の歌人『せつなとわ』がお届けする、全曲即興ピアノ×電子エフェクトファーストアルバム。

今も、この団地の軒下にある『ピアノ公園さん』は、子供の頃に遊んだ馴染の公園のように、その音で、ただの『楽』をわたしに与えてくれている。

「わたしはここで自分の自由の使い方を思い出すことができました。そばにいてくれてありがとう」

credits

released December 31, 2022

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about

即興詩人 AI UEOKA Tokyo, Japan

「音楽は僕らの自然」
「ポエムで伝えるあらゆるカタチ」
『ポエレーベル』主宰の即興詩人。

『島崎藤村記念文芸祭』2年連続入賞&入選経験あり。

自身のレーベルから、著書や音源アルバムも多数発行。


Music is our nature.
A Poem to Communicate a New Form of Poetry
Improvising poet, head of the Poe label.
He has won prizes and been selected for two consecutive years at the Shimazaki Toson Memorial Literature Festival.
Has published numerous books and sound albums under his own label.
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